たった今、AYURVEDA(アーユルヴェーダ)を試してきた。
インドにきてから土日問わず動いていたためもあるだろう、または、知らずのうちに気が張り続けていたのかもしれない。ちょうど15日の独立記念日に大風邪をひいてしまい、ここ2,3日、本当に体調が優れなかった。
そこで、ちょっと贅沢だな、と思いつつ、私の滞在しているSun&Sandホテルに併設しているマッサージ屋で、Ayurvedaマッサージをしてもらうことにした。
ロビーからプールサイドを歩き、左側の階段を下りる。この階段は、この間もきたときもそうだったが、このホテルのほかの場所から比べると異様に汚い。埃だらけである。
最近わかってきたのだが、インド人は、家の中はまぁまぁきれいにするのだが、壁を隔てた向こう側、もしくは自分のテリトリーでなくなった場所に対しては、いくら汚くても全くかまわないらしい。インド人達がきづいているかどうかはわからないが、少なくとも私はその法則が確実だと信じている。その法則のとおり町を眺めていると、ほとんどの家の壁が異様に汚い。また、そこら中にごみが散らばっている。家の敷地と思われる場所であってもである。すなわち、自分が住んでいるという本当に限られた場所(すなわち壁の中)以外は、不浄の世界という感覚なのではないだろうか?(まあ簡潔に述べると「外はごみ箱」という感覚だと。。)
階段をおりると、ヘルスセンターがある。Ayurvedaマッサージはここでうけることができる。インドでは必ず見かけるドア開け専用の従業員がドアを開けると、すぐレジがある。そこで、料金などの説明を受ける。45分のコースと、60分のコースがあり、それぞれ900ルピーと1100ルピー。また、60分のコースには、足パックなるものがサービスでつくらしい。
日本円にすると、大体3倍なので、2700円と、3300円。日本でいうところの低所得サラリーマンである私は、この600円という大きな違いに散々迷った挙句、2700円のものをチョイス。
筆者:"Well, I will have a 45 one."
店員: "Are you sure, is that really OK?"
筆者: "・・・・・・・. "
筆者:"Ok, then. I will have 60 minutes"
(だって、みのもんたばりにファイナルアンサーを求めてくるからさぁ、、、)などと自分自身に言い訳をしつつ3300円の方を選択してしまった。こういう細かい出費が金のたまらない原因なんだよ、、と節約上手な誰かが言っていたなと思いつつ、店員の後について奥の部屋へ。
奥の部屋に入るとちょうど日本の銭湯の脱衣所みたいな部屋があり、さらにその奥にシャワー、ミストサウナ、トイレ、そして一番奥にマッサージをする部屋がある。
マッサージ師に全部脱いでしまっていいのかどうかをたずねると、全部脱いでしまっていいという。バスタオルを一枚渡してきて、これだけで来てくれと言っている。
早速服を脱ぎ、腰にタオルを巻き、どういうマッサージをしてくれるんだろうと、期待と不安で胸をふくまらせながら一番奥のマッサージ部屋へ。
中に入ると、ベッドがひとつ、そのベッドに乗るときに使うと思われる小さい可動式の階段(脚立のようなもの)がひとつ、それと、マッサージ道具がおいてあるリビングボードが奥にある。証明は暗めだ。雰囲気は素晴らしくいい。アジアンといった感じだな。
早速ベッドに寝ようとすると、マッサージ師が、「そこじゃない。最初はここだ。」と可動式の階段を指差した。何、ここに座るのか。とちょっと不安を覚えつつ、階段に座り、マッサージ師が用意できるのを待つ。
はじまった。最初は頭かららしい。マッサージ師が、なんらかの油を塗った手で、俺の頭をもみ始めた。そうか、頭をもむから、この階段に座る必要があるんだな、と思っている間にその「もみ」がどんどん激しさを増してきた。すごい、トルネードのようだ。昔、よく読んでいたゲームセンターあらしの得意技なみの回転でもって私の頭をこねくり廻し、頭皮を伸ばす。ちょっとまって、それじゃあ毛が抜けちまうよ。と思っている間も強さはどんどん増していく。もはや、とまらない。これは、頭の毛を気にしている方には勧められないなと思ったあたりで、動きが急にとまった。私の毛も数本抜けたようだ。と、こんどは、頭を叩き始めた。まあ、我慢できる範囲にしろ、なかなかの刺激だ。うーん、毒素が抜けるというよりは脳細胞が死ぬのでは、、と思っていると、こっちのほうはすぐに終わった。
"Ok, sleep on the bed."マッサージ師が突然言葉を発した。すでに呆然としている私は言われるままにベッドの上へ。ベッドの上に寝ると、マッサージ師が、タオルは外せと言う。
筆者:"But, I don't wear anything....."
マッサージ師:"I don't mind"
筆者:"・・・・"
いやいや、君が気にしなくても私が気にするんだけど。。と思いつつも、ついマッサージ師に従ってタオルを外すことに。素っ裸だ。これはなかなか恥ずかしい。。。しかし、そんな恥ずかしがっている私を前にマッサージ師はまったく動じることなく、マッサージを始めてきた。油を胸、手、腹、足に塗りたくり、激しくマッサージをする。「もむ」というよりは、「マッサージ」である。すなわち、さするという感じだ。ただし、勢いがある。手の先から足の先まで、一気にさすり、それを繰り返しくり返し休む間もなく行う。(男性に全身をさすられるのはちょっとないよなぁ、、、)と店員の手が私の陰部と胸を通過するたびに恥ずかしさから苦笑をしてしまう私に、気づいているのか気づかないでいるのか、どんどんマッサージの勢いが激しくなってきた。もう恥ずかしがっている場合ではない。体がどんどん熱くなっていくのがわかる。
なるほど、これが、Ayurvedaか。。。確かに体に精気がよみがえる気がする。この勢いで、なんかわからん油をもってして体をさすってもらうと、体がどんどん熱くなり、気持ちがよくなるのが感じられる。これは気持ちいい。。。
マッサージ師:"Sir?"
筆者:"Yeah?"
マッサージ師:"It's over, you can take mist sauna"
いつの間にか寝てしまったらしい。気づくと、マッサージは終了していて、足にもきちんとパックがしてあって、次はミストサウナに入ってくれと言っている。マッサージ師の案内についていき、ミストサウナへ。大体10分くらいサウナにつかっていると、マッサージ師が今度は、シャワーを浴びてくれと言う。最後シャワーをあび、シャンプーがなかったのが少し気になったが、特段何もいうことをせず、脱衣所へ。終了だ。
いやぁ、気持ちよかった。今日は、ほんといい休日をおくれた。ちなみに、女性には女性のマッサージ師がつくらしいので、女性の皆さんはご安心を。素っ裸で体をさすられるのはかなり恥ずかしく思えるが、慣れてしまえば大丈夫だ。 なんにしろ、久々に体を休めることができてよかった。
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