2007年8月18日 (土)

AYURVEDA (アーユルヴェーダ)

たった今、AYURVEDA(アーユルヴェーダ)を試してきた。

インドにきてから土日問わず動いていたためもあるだろう、または、知らずのうちに気が張り続けていたのかもしれない。ちょうど15日の独立記念日に大風邪をひいてしまい、ここ2,3日、本当に体調が優れなかった。

そこで、ちょっと贅沢だな、と思いつつ、私の滞在しているSun&Sandホテルに併設しているマッサージ屋で、Ayurvedaマッサージをしてもらうことにした。

ロビーからプールサイドを歩き、左側の階段を下りる。この階段は、この間もきたときもそうだったが、このホテルのほかの場所から比べると異様に汚い。埃だらけである。

最近わかってきたのだが、インド人は、家の中はまぁまぁきれいにするのだが、壁を隔てた向こう側、もしくは自分のテリトリーでなくなった場所に対しては、いくら汚くても全くかまわないらしい。インド人達がきづいているかどうかはわからないが、少なくとも私はその法則が確実だと信じている。その法則のとおり町を眺めていると、ほとんどの家の壁が異様に汚い。また、そこら中にごみが散らばっている。家の敷地と思われる場所であってもである。すなわち、自分が住んでいるという本当に限られた場所(すなわち壁の中)以外は、不浄の世界という感覚なのではないだろうか?(まあ簡潔に述べると「外はごみ箱」という感覚だと。。)

階段をおりると、ヘルスセンターがある。Ayurvedaマッサージはここでうけることができる。インドでは必ず見かけるドア開け専用の従業員がドアを開けると、すぐレジがある。そこで、料金などの説明を受ける。45分のコースと、60分のコースがあり、それぞれ900ルピーと1100ルピー。また、60分のコースには、足パックなるものがサービスでつくらしい。
日本円にすると、大体3倍なので、2700円と、3300円。日本でいうところの低所得サラリーマンである私は、この600円という大きな違いに散々迷った挙句、2700円のものをチョイス。

筆者:"Well, I will have a 45 one."
店員: "Are you sure, is that really OK?"
筆者: "・・・・・・・. "
筆者:"Ok, then. I will have 60 minutes"

(だって、みのもんたばりにファイナルアンサーを求めてくるからさぁ、、、)などと自分自身に言い訳をしつつ3300円の方を選択してしまった。こういう細かい出費が金のたまらない原因なんだよ、、と節約上手な誰かが言っていたなと思いつつ、店員の後について奥の部屋へ。

奥の部屋に入るとちょうど日本の銭湯の脱衣所みたいな部屋があり、さらにその奥にシャワー、ミストサウナ、トイレ、そして一番奥にマッサージをする部屋がある。

マッサージ師に全部脱いでしまっていいのかどうかをたずねると、全部脱いでしまっていいという。バスタオルを一枚渡してきて、これだけで来てくれと言っている。
早速服を脱ぎ、腰にタオルを巻き、どういうマッサージをしてくれるんだろうと、期待と不安で胸をふくまらせながら一番奥のマッサージ部屋へ。
中に入ると、ベッドがひとつ、そのベッドに乗るときに使うと思われる小さい可動式の階段(脚立のようなもの)がひとつ、それと、マッサージ道具がおいてあるリビングボードが奥にある。証明は暗めだ。雰囲気は素晴らしくいい。アジアンといった感じだな。

早速ベッドに寝ようとすると、マッサージ師が、「そこじゃない。最初はここだ。」と可動式の階段を指差した。何、ここに座るのか。とちょっと不安を覚えつつ、階段に座り、マッサージ師が用意できるのを待つ。

はじまった。最初は頭かららしい。マッサージ師が、なんらかの油を塗った手で、俺の頭をもみ始めた。そうか、頭をもむから、この階段に座る必要があるんだな、と思っている間にその「もみ」がどんどん激しさを増してきた。すごい、トルネードのようだ。昔、よく読んでいたゲームセンターあらしの得意技なみの回転でもって私の頭をこねくり廻し、頭皮を伸ばす。ちょっとまって、それじゃあ毛が抜けちまうよ。と思っている間も強さはどんどん増していく。もはや、とまらない。これは、頭の毛を気にしている方には勧められないなと思ったあたりで、動きが急にとまった。私の毛も数本抜けたようだ。と、こんどは、頭を叩き始めた。まあ、我慢できる範囲にしろ、なかなかの刺激だ。うーん、毒素が抜けるというよりは脳細胞が死ぬのでは、、と思っていると、こっちのほうはすぐに終わった。

"Ok, sleep on the bed."マッサージ師が突然言葉を発した。すでに呆然としている私は言われるままにベッドの上へ。ベッドの上に寝ると、マッサージ師が、タオルは外せと言う。

筆者:"But, I don't wear anything....."
マッサージ師:"I don't mind"
筆者:"・・・・"

いやいや、君が気にしなくても私が気にするんだけど。。と思いつつも、ついマッサージ師に従ってタオルを外すことに。素っ裸だ。これはなかなか恥ずかしい。。。しかし、そんな恥ずかしがっている私を前にマッサージ師はまったく動じることなく、マッサージを始めてきた。油を胸、手、腹、足に塗りたくり、激しくマッサージをする。「もむ」というよりは、「マッサージ」である。すなわち、さするという感じだ。ただし、勢いがある。手の先から足の先まで、一気にさすり、それを繰り返しくり返し休む間もなく行う。(男性に全身をさすられるのはちょっとないよなぁ、、、)と店員の手が私の陰部と胸を通過するたびに恥ずかしさから苦笑をしてしまう私に、気づいているのか気づかないでいるのか、どんどんマッサージの勢いが激しくなってきた。もう恥ずかしがっている場合ではない。体がどんどん熱くなっていくのがわかる。

なるほど、これが、Ayurvedaか。。。確かに体に精気がよみがえる気がする。この勢いで、なんかわからん油をもってして体をさすってもらうと、体がどんどん熱くなり、気持ちがよくなるのが感じられる。これは気持ちいい。。。

マッサージ師:"Sir?"
筆者:"Yeah?"
マッサージ師:"It's over, you can take mist sauna"

いつの間にか寝てしまったらしい。気づくと、マッサージは終了していて、足にもきちんとパックがしてあって、次はミストサウナに入ってくれと言っている。マッサージ師の案内についていき、ミストサウナへ。大体10分くらいサウナにつかっていると、マッサージ師が今度は、シャワーを浴びてくれと言う。最後シャワーをあび、シャンプーがなかったのが少し気になったが、特段何もいうことをせず、脱衣所へ。終了だ。

いやぁ、気持ちよかった。今日は、ほんといい休日をおくれた。ちなみに、女性には女性のマッサージ師がつくらしいので、女性の皆さんはご安心を。素っ裸で体をさすられるのはかなり恥ずかしく思えるが、慣れてしまえば大丈夫だ。 なんにしろ、久々に体を休めることができてよかった。

2007年8月 6日 (月)

家さがし

とうとうこの日が来た。家探しだ。現在の快適なホテル暮らしが、赴任中、ずっと続けばいいのだが、さすがに会社は許してはくれない。まぁ、それはそうだろう。何にしろ今日から家探しが始まった。

インド政府は、長期間滞在する外国人に対して、住民登録を課している。これは、インドに到着してから14日以内に行う必要があるなど、結構厳しい。
私がインドに着いたのは、8月2日であるため、 この場合、16日までに行う必要があるということになる。

住民登録には、まず、居住する住所を決める必要がある。すなわち、家探しだ。だいたい、家が決定してから、家主との契約、書類集めなどを合わせると、3日は必要なため、逆算すると、13日までには、決めておく必要がある。ただし、8月15日は、インドでは、「independence day」と言って休日に入るため、念のため、12日までには決めておく必要があるだろう。

さて、実際に家に行ってみた。不動産エージェントは、「非常にクリーン」を10回くらい連発していたが、そこはインド。そんなことは決してなく、まあ、ゴーストマンションをほうき少し掃いて、人が通れるようにしたようなマンションだった。

驚いたことが多すぎるので、以下、箇条書きで述べる。

  • エレベータが、手動式ドア。
    →初めて見たが、ここインドでは結構多いらしい。まあ、インドにおいては、停電がよくあるので、とまったときにドアが開かなくなるよりはましなのかもしれない。
  • 牛が寝ている。
    →これはインドでは当たり前のことか。ビルの敷地をでると、牛が寝ている。まあ、中にはいってきていないだけましと思うしかないか。
  • 不動産エージェントがよくしゃべる。
    →おそらく客に何も考えさせなければ、勢いで契約できると思っているのだろう。何を聞いても「No problem」、何かしゃべろうとすれば、「Working propery! Everything is great!」の連発。
  • うちの会社から一緒についてきた総務の人(インド人)が、なぜか不動産よりのことをはなす。
    →不動産屋が話しにならんので、会社から一緒についてきてくれた総務の人に、しゃべってみたが、やはり「No problem」を連発。だいたい、筆者の一言に対して、5連発くらいだろうか。
  • 異様に高い。
    →日本的な感覚ではあるが、「バラック」みたいなところにも関わらず、だいたい、3万ルピーくらいする。(日本円で9万円。)こっちの人の普通のホワイトカラーのサラリーマンの給料が、大体4万~5万円というこの世界で、本当にこんなにするのだろうか。。?
  • 、、、と驚いたというよりは愚痴になってしまったが、とりあえず、今日のは、ためし見ということで、明日以降に期待をしよう。

    Cimg0006_2

    2007年8月 4日 (土)

    マクドナルドに行って参りました。

    マクドナルドに行って参りました。

    「激しい」の一言。

    昼時に行ったせいかもしれないが、マクドナルドに入った途端、異様な熱気に包まれた。まるでボクシングのタイトルマッチ会場に入ってしまったような感覚だ。

    店員が3列横隊で並び、レジで言葉を発する人間、後ろでドリンクを運ぶ人間、さらに後ろでハンバーガをとってくる人間のそれぞれがまるで軍隊のように動いている。
    それでも人が多すぎるのか、私は列の五番目くらいに位置して待つことになった。
    大体一人につき1分程度でさばいているだろうか。。。「これは素晴らしい。インドならではの人海戦術で、この人数を見事さばきまくっているんだな。」と思っているうちにはや次に筆者の番というところに来てしまった。

    (やばい。早く決めなくては。さてどれにしよう。む、、、時間がない。いつものビッグマックにしよう。む、、、ビックマックがないぞ。。。「Chiken Maharaja???」これがインド版ビッグマックか?いや、そうに違いない。ビッグマックがあるはずの場所に写真があるんだからな。。)

    手に汗握る瞬間がきた。とりあえず、なにかとちったらやられそうな雰囲気だ。

    店員:「What will you have, sir?」
    筆者:「Well, I gonna have a chiken maharaja combo.」
    店員:「OK, sir. Can you eat here, or take out?」
    筆者:「Here」
    店員:「OK, sir」

    あれ?ドリンクは何がいいかって聞かれなかったぞ?と思った瞬間には、もう目の前にハンバーガ、ポテト、それと、なんかが入っているドリンクが置かれている。日本人である私は、あんまり、この状況に逆らう気持ちが起きず、しょうがないので、そのままプレートを持って、席に行く。
    ラッキーだ。こんなにもおおい人数の中、席をひとつ確保することができた。

    では、いただくとしようか。。。まずは、よくわからないドリンクから。あ、なるほど、これはコーラか。時間帯のせいなのか、有無を言わせずコーラにしているらしい。まぁ、よしとしよう。
    さてさて、次はハンバーガー。いやぁ、それにしてもインドに来て、親しみ深いハンバーガにありつけるとは本当よかった。マック様様だ、本当に。と思いつつ、がぶりとひとかじり。うーん、やっぱマックはマックだな、、、と思おうとする自分の脳に、やはり自分の一部である舌が、抵抗をしてきた。。。
    何か「辛い」ものが入っているぞ。。。というよりは、まさか「カレー味」?

    恐る恐るハンバーガーのクラウンとヒールを開き、中身を見てみる。 やはりそうだ。黄色い。カレーだ。

    うーんさすがはインド。奥が深いのか。単純なのか。それすらもわからせようとはしないこの妙技。そこまでしないと売れないのだろうか。。。?確かマクドナルドは、「全ての国で同じサービスを。」を何年か前は、モットーにしていたと思ったが。。。やはりこの国は、すごい。

    とりあえず、「マサラ」なるもので、なんでもかんでもカレー味にする必要があるんだな。と思った3日目。なぜか、筋肉マンに出てきた「カレークック」(頭にカレーが盛られた皿を乗せている悪いやつ)を思い出す一日だった。

    2007年8月 2日 (木)

    インドに到着

    Baggage Claimにてバッグを取り、空港内に併設されている外貨両替所にて日本円3万円を取り替える。まだ緊張気味。しっかり、お金を数え、だまされていないことを確認。よしよし、順調だ。学生の時にバックパッカー気取りでアジアを回っていてよかった。。。などと思って、ロビーを出る。そこはやはり社会人。学生の頃アジアに行ったときとは違い、会社が雇っているドライバーがきちんと迎えに来てくれていた。

    よかった。これで一安心。と安堵したのも束の間。デリー空港の外にでると、わらわらと10人くらいのインド人が集まってきて、勝手に荷物を運んで行く。おいおい、どこに運んでいくんだよ!?と言おうと思ったら、なんのことはない。ドライバーが開けた車のトランクに詰めていく。お、そうか、会社が派遣してくれたんだな、、、と思っていたら、荷物を詰め終わる頃になって、チップをせまってきた。はぁ?と思いつつ、ふと一緒にきた上司を見ると、同じく金をせびられているではないかぃ。これはおかしい、、、というか、ちょっとやばいぞ、おぃ!ということで、ドライバーに確認を取ってみた。

    筆者:「Do you know those guys?」
    ドライバー:「No」
    筆者:「・・・・・・」

    おいおい、それじゃあ、全然知らないやつらに勝手にかばんを運ばれていたのかよ!早く言ってよドライバー。君はこっちよりじゃないのかぇ?と思う間にもその勝手屋10人組みは上司に金をせびり続けている。

    たまりかねて上司が100ルピーを渡した。まぁ、しょうがないだろ。チップは10ルピーくらいと「インドの歩き方」に書いてあったが、この状況と、先ほどExchangeをしたばかりで、細かい金がないのとで、100ルピーを渡す以外方法はない。これで、あいつらも引き下がるだろうと思ってしまったのところはやはり日本人。そんなもんでおさまるものではなく、勝手屋10人組は筆者を次の標的にし、金せびりを始めてきた。「Tip、Tip、Tip」とまるで呪文でもかけるようにTipの三文字を連発してくる。これはたまらない。こんな人数で囲まれてチップをせびられたのは、いろいろな国に行っている(本当のバックパッカーには負けます。)筆者としても初の経験である。しょうがないので、「You guys got enough money already!!! That's much enough for you all!!!!  Even in our country, it is enough  for tip!!!!」と叫びながら、車に乗り込んだ。勝手屋のやつらが英語をきちんと理解しているかどうかはわからないが、うまく全員が筆者に気を引かれたらしく、上司も車に乗り込むことができた。

    とここでも安心したのは束の間。なぜか、ドライバーが、勝手屋の要求に応じて、窓をあけ(やがっ)た。。。はぁ?なぜ開けるんですか運転手さん、、、と聞きたかったのだが、そういっている間にも、勝手屋さんが、どうにかしてお金をもらおうと、窓から手を伸ばしてくる。。。たまりかねた私達は、口々に「Go ahead!!!We should leave!!!」と運転手を促した。。。

    いやぁ、いきなりのインド洗礼劇。この先、ここでサバイバルしないといかんのか、、、とつい思ってしまうほどのエキセントリックな出来事を味わったのが、インドでの初めての夜・・・。これは、おそらく、一生忘れないな。